ご挨拶

[写真]辻本芳子辻本芳子バレエ・スクールでは「バレエを愛する全ての人に平等に」を心がけて指導しています。

踊る楽しさを初めて知る小さな生徒たち。 バレエの奥深さを、踊りながら学んでいくジュニアたち。 ステップに戸惑いながらも、バレエにどんどん夢中になっていくシニアの初心者の方たち。教室では、幅広い年齢の生徒さんたちが、楽しみながらも、真剣な眼差しでレッスンしています。

幼児・ジュニアクラスでは、バレエの基本はもちろん、ご挨拶や教室でのマナーも伝え、発表会にも参加することで、情操教育になるよう心がけています。在籍15年以上の生徒もいる、とてもアットホームなスクールです。

辻本芳子とバレエ・スクールの歩み

高校1年生の時にミュージカル映画に感動し、帝塚山学園高校ダンス部に入部。恐しくおそいスタートをきる。
その後、井本鈴子バレエ教室を経て、法村友井バレエ学校に入学。京都外大卒業と同時にバレエ団に入団。近鉄アベノ教室とくずはYMCA教室の助手となる。

約2年後に近鉄上本町教室の指導を担当。1982年2月に香里園教室を開く。1988年秋、バレエ団を独立し、辻本芳子バレエ・スクールを設立。近鉄上本町教室・香里園教室でスタートする。その後、1993年5月、本部教室を開校。同年、国分教室も開校。2002年11月、本部教室第2スタジオ増設。
2008年4月、香里園教室リニューアルオープンし、現在に至る。

この間、国内外いろいろなスクールや先生方と交流。
1995年から数回に渡り、山之内バレエスクール主催による「オーストラリアン・バレエスクール短期研修ツアー」(メルボルン)に生徒数名が参加。これがきっかけとなり、1998年 娘・辻本響子は、「オーストラリア・ナショナル・バレエ・シアターバレエ・スクール」に1年間留学する。

1996年3月には当スクール主催でロンドンにある「英国ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンシング」(R.A.D)での短期レッスンツアーを行ない、また同年8月にR.A.Dで指導を受けた先生2名を招き、本部教室にてクラシックとコンテンポラリーの集中レッスンを行なった。
指導者としての海外視察として、2002年に韓国大邱の嶺南大学校の芸術大学及び市内の芸術高校、2003年のポーランド国立バレエ学校(ワルシャワ)、及びマゾフシュ民族舞踊団等を訪れ交流を深めた。 
 
1998年に新たに設立された全日本洋舞協会では、設立時から3期6年間、事務局長に就任し、常任理事として現在に至っている。
この間、産経新聞社主催による「なにわ芸術祭」の実行委員長を数回務め、スクールとしてもクラシックやコンテンポラリーの作品で参加し、映像とのコラボレーションやモダンの先生の振付による作品に参加する等など・・・新しい試みにも挑戦して“バレエで演じる”を目指している。

講師紹介

  [写真]辻本芳子先生 辻本芳子   [写真]辻本響子先生 辻本響子
  元、法村友井バレエ団。平成元年に辻本芳子バレエスクールを設立。全日本洋舞協会で事務局長を経て、現在は理事。近鉄文化サロンでも長年講師を努める。その経験豊富なキャリアを活かし温かく的確な指導でたくさんの生徒から慕われている。   3歳から母のもとでバレエを始め、平成3年より夏山周久にも師事する。平成7年、埼玉全国洋舞コンクール入選。平成10年オーストラリア・ナショナル・シアター・バレエスクールに1年間留学。なにわ芸術祭等の公演にも度々参加。近鉄文化サロンやスポーツクラブでも講師を努める。幼児クラスからシニアクラスまで幅広く受け持ち、明るく楽しい雰囲気でのレッスンに力を入れる。
           
 
photo:Ai Hirano
 特別講師
 北村成美先生
  特別講師
夏山周久先生
  コンテンポラリーダンスの振付・演出家、ダンサー。通称、なにわのコリオグラファー・しげやん。
6才よりバレエを始め、宮下靖子氏、石井潤氏に師事。英国ラバンセンターにて学び、‘93年より創作開始。
’00年よりソロダンサーとして活動を開始し、「生きる喜びと 痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外で精力的な活動を展開。
自作自演による「ひとりレビュー」シリーズの他、劇団やバレエ団、日本全国の小中学校や公共ホールに大型ダンス作品を提供している。

第1回「TORII AWARD」においてフランス賞・観客賞をダブル受賞。
「平成15年度大阪舞台芸術新人賞」、「平成22年度滋賀県文化奨励賞」を受賞。
  大阪市出身。高田由紀子に師事した後、チャイコフスキー記念東京バレエ団入団。若干19歳でアリシア・アロンソの相手役として「カルメン」のエスカミリオに抜擢される。数多くの欧州公演に参加し、エトワールとして活躍。「東洋のヌレエフ」「日本のニジンスキー」と各国の有名紙に賞賛される。そしてクリスチァーヌ・プラッシやエヴァ・エフドキモワ、マヤ・プリセツカヤ、ノエラ・ポントワ、ジョイス・クォーコなどの世界の著名な舞姫たちのパートナーをつとめるようになる。

1983年11月には、ロンドンで行われたグレート・バレエ・ガラに招かれ「リゼット」を踊って喝采を浴びた。1984年7月には、タリオーニ版「ラ・シルフィード」のジェームスを踊り、同年9月、20世紀バレエ団創立25周年記念ガラに、世界のトップスターと共に招かれ「詩人の恋」を踊り絶賛された。1986年11月、モスクワボリジョイ劇場で開かれた、ユネスコ40周年記念特別バレエ・ガラに招かれ、ここでも「詩人の恋」が大好評を博した。また、モーリス・ベジャール振り付け「ザ・カブキ」では、主役・由良之助を踊り、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座など世界のひのき舞台で絶賛された。

東京バレエ団を1989年退団後、特別団員として在籍し、一方では新しい分野へと進出するなど、その才能をあますことなく発揮している。夏山周久オープンクラス主宰をつとめている。